#読書アウトプット会 2023.10.11 (24)
❝ 百読は一行に如かず ❞
何かを変えたいと思うからこそ読書をする
1冊の書籍から1つの実践を!
たとえ100冊の本を「読」んだとしても、
「行」動しなければ全く意味がない…
精読による100%インプットよりも
実践したいことに出会う楽しみ
を重視して読書に向き合っています
このページでは、
自ら主催する「読書アウトプット会」にて
シェアした内容を掲載しています
✅ なぜ読もうとしたのか?
✅ 読んだ感想
✅ 実践していきたいこと
2023.10.11 読書アウトプット会(24)
ビジネスエリートがなぜか身につけている
教養としての落語
(立川 談慶 著)
なぜエリートはこぞって落語をききたがるのか!?
和製チャーチルと称された吉田茂元首相が愛した、落語。
あのピーター・ドラッカーが絶賛した実業家・渋沢栄一が愛した、落語。落語は
●大物政治家や経営者が「人の心をつかむ術」を身につけるツールとして
●ビジネスエリートが「日本の文化・価値観」「人間の変わらない本質」を知るツールとして
長年親しまれてきました。
そんな“教養としての落語"を立川談志の弟子であり、
慶應義塾大学卒、元ビジネスマンという異色の経歴の持ち主である立川談慶氏が教えます。また、本書は落語だけでなく、
日本人として知っておきたい日本の伝統芸能から、世界の笑いまで!
これ1冊で学べます!これを読めば、誰かに話したくなること間違いなし!
(Amazon 紹介文より)
なぜ読もうとしたのか?
大人の趣味のひとつとして「落語」に興味がある。
散歩のときに聴いたり、寝落ちのために聴くこともある。
聴くのはあくまで「娯楽」としてであって、
落語を「教養」としては捉えたことがなかったので、
そのタイトルに惹かれて読んだ。
読んだ感想
なぜビジネスエリートと落語が結びつくかと言うと、
吉田茂など各界著名人が落語を好んでいたこと、
海外のビジネスエリートは自国の文化に精通し、
それがコミュニケーションツールになっているということ、
が冒頭に書かれている。
日本人として日本の文化をどこまで知っているか、
日本人の価値観をどこまで理解しているか、
それを手助けしてくれるのが伝統芸能であり、
伝統芸能からの学びが「教養」につながるということだと理解した。
―
それを踏まえて、
本書を通じて落語の楽しみ方を2つ見つけた。
―
落語によく登場するキャラクターで
「与太郎」という愛されキャラがいる。
大人だが、世間に無頓着でぼーっとして何かと失敗ばかりしている。
トンチンカンな受け答えをして
相手を呆れさせるようなドジ話が多いが、
ときにそういう見方もあるなぁという話もある。
ある落語では、
与太郎が露店の道具屋(フリマみたい)をやることになって、
拾ってきたようなガラクタばかりを集めて売っている。
壊れた時計を手にとり「こんなの使い物にならない」という客に、
「そんなことない。1日に2回は合う」と答える。
世間の常識からかけ離れているからこそ、
与太郎はそう来たか!と感じるのも面白いと気づかされた。
頭の柔軟さを鍛える機会として良さそうな気がするし、
ただ落語を聴き流すだけではもったいない気がした。
―
次に、本書では落語の基礎知識あれこれに加えて、
同じく伝統芸能として歌舞伎、能楽、文楽の特徴や、
落語と講談の違いなど知識が深まった。
例えば、歌舞伎は主に世襲で
演目の忠実な再現を目指すのに対し、
落語は古典を自己流にアレンジしていく。
それを「落語はジャズ、歌舞伎はクラシック」と
本書内で表現していて、なるほどなぁと思わせた。
ベースは同じでもどうアレンジしてくるか、
落語の同じ題目を異なる噺家さんで聴く楽しみが増えそうだ。
実践したいこと
✅ 落語から人生の教訓を学ぶ
まず落語を娯楽として愉しむことを忘れずに、
教養の一部として言葉や考え方を自分の血肉にしていきたい。
本書で紹介されている
「百年目」「ねずみ穴」
「はてなの茶碗」「猫の皿」はぜひ聴いてみたい。
そして、自宅からほど近い天満天神繁昌亭で
生の上方落語を聴きに行きたいと思う。
ご参加いただいた方のシェア本
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✅ 未知の分野もかじってみる!(40代女性)
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