Well-Being Life LOG

今より幸せな人生をあなたの手に…

#読書アウトプット会 2023.12.9 (31)

❝ 百読は一行に如かず ❞

何かを変えたいと思うからこそ読書をする

1冊の書籍から1つの実践を!

 

たとえ100冊の本を「読」んだとしても、
「行」動しなければ全く意味がない…

精読による100%インプットよりも
実践したいことに出会う楽しみ
を重視して読書に向き合っています

このページでは、
自ら主催する「読書アウトプット会」にて
シェアした内容を掲載しています

 ✅ なぜ読もうとしたのか?

 ✅ 読んだ感想

 ✅ 実践していきたいこと


2023.12.9 読書アウトプット会(31)

窓ぎわのトットちゃん
(黒柳 徹子 著)

 

戦後最大のベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』。

単行本、文庫、絵本の国内の累計は800万部!世界じゅうで愛読されています。
本書はその新組版。字が大きく絵も鮮やかになりました!

トットちゃんがユニークな教育のトモエ学園で、
友達とのびのび成長していく自伝的物語。
深い愛情で子どもたちの個性を伸ばしていった校長先生が、
トットちゃんに言い続けた言葉「きみは、本当は、いい子なんだよ」は、
今も黒柳徹子さんの宝物です。

 

黒柳 徹子(くろやなぎ・てつこ)

東京生まれ。女優、タレント、司会者、エッセイスト。
東洋音楽学校(現・東京音楽大学)声学科卒業後・NHK放送劇団に入団。
NHK専属のテレビ女優第1号として活躍。テレビ番組、舞台、コンサート等幅広く活躍。
’81年刊の著作『窓ぎわのトットちゃん』は国内だけでシリーズ累計800万部の戦後最大のベストセラーとなり、世界35ヵ国で翻訳されている。
この印税で社会福祉法人トット基金」を設立し、プロのろう者劇団を支援。また、’84年よりユニセフ(国際連合児童基金)親善大使となり、世界30ヵ国を訪問し、飢餓、戦争、病気で苦しんでいる子供たちを支える活動を続けている。

Amazon 紹介文より)  

なぜ読もうとしたのか?

古本屋でパッと目についた一冊。
有名な本であったけど今まで読んだことがなかった。
(ちょうどアウトプット会の前日に映画が公開開始)
黒柳さんは長らくTVで活躍されている割に
どんなお人柄かをあまり知らなかったので、この機会に読もうと購入した。

読んだ感想

タカ
❝個性を伸ばす学びって大切❞
 

どこか普通の子とは違うトットちゃんが
小学校を退学となって通うようになったトモエ学園で、
同じ目線で話をしっかり聞いてくれる小林先生に惹かれ、
多様な学友とともに自由に学び、
多感な経験をして、伸び伸びと成長していく様が心地よかった。

好奇心が強くて、落ち着きがなくて、
何でもやりたがりで天真爛漫なトットちゃん。
そんな幼少期を過ごし、
後に成長していった姿が徹子さんだと思うと、
驚きというより納得のほうが大きかった。

普通の学校であれば、
一律で決められた時間に決められた席に座って
決められた教科を学ぶところを
小林宗作先生がつくったトモエ学園では、
電車の教室にて毎日座る場所は自由で、自分の興味のあることに取り組む
画一的な教育をするのではなく、
子どもたちを平等に扱うのはもちろん、個性と自主性を尊重する。
戦前という難しい時期において、
あれほど自由な学びの場を提供していたことは奇跡のようだ。

いつの時代も親は「こうしなさい、ああしなさい」と型にはめようとする。
トットちゃんの自由奔放な言動にドタバタと振り回されただろうけど、
それでもご両親は我が子のことを信じていたんだろう。
小学校を退学するような子にとって
トモエ学園のように受け入れてくれる居場所があったことは
本当に幸せなことだと思う。

本書を通じて、親目線で一緒に成長を見守った感じだった。
障がいを持っている子(泰明ちゃん)と木登りする場面、
その子が亡くなったことを知る場面など印象深いシーンが多かったが、
なかでも校長の小林先生との話が心温まる。

子どものうちに大きく影響を受けるのは、
身近にいる親であったり学校の先生であったりする。
親や先生の言動や反応を見て、
自分がどう思われているか、どんな人間なのかを知ることも多い。
小林先生はトットちゃんが騒ぎを起こしたりしても、
「君は本当はいい子なんだよ!」と言い続けてくれた。
その意味がわかったのは大人になったずっと後だったようだが、
トットちゃんにとって自分を知る大事なことばだったと思う。

小林先生のような方が身近にいれば、
自分が受け入れられているという実感から
自己肯定感を持って、自分に自信を持てるはず。
自分もそんな親になりたいが、果たして…。

実践したいこと

✅ 子どもと目線を合わせて会話する


我が子に限らず、子どもが自分に自信を持てるようになるためにも、
子どもの言うことを話半分で聞くのではなく、
しっかり目線を合わせて聴くことを心がけたい。
そのうえで個性を抑え込むのではなく、
成長を認めたり、良さを伸ばしてあげられるような
声がけができればいいなと思う。

 


ご参加いただいた方のシェア本

※実践はアンケートに記載いただいた方のみ掲載しています

✅ 仕事やプライベートなど過去の失敗を気にしないで今後どうなりたいかを考えて行動する(30代/男性)

✅「上達を信じ、望み、求める気持ち」を日々より強くする!!(40代/女性)

✅ 集中してきた時はなるべくその業務から離れないように仕事をしたい(20代/男性)

アウトプット会の感想

今回は初参加の方おふたりを迎えて開催。

おひとりずつ本をシェアいただくときに
読んだ理由からお話いただきますが、
まさに今必要としているからこそ本を手に取り
様々な学びや気づきを得られたことが
よく伝わってきました。

シェアいただいた本は違えど、
自分に意識を向けることの大切さであったり、
そのとき何にフォーカスするのが望ましいかなど、
を考える良いきっかけとなりました。

過去でもなく未来でもなく他人でもなく、
まさに「今の自分」にフォーカスすることを
疎かにしないようにしたいと思います。

今何がやりたいのか、今何に興味があるのか、
子どもの好奇心を忘れずに
人生いつからでも多様で多感な経験をしていきたいものです。

ご参加いただいた
Nさん、Cさん、Kさん、Yさんどうもありがとうございました。


今回のご参加で 通算31回/参加者85名 となりました

読書アウトプット会に興味をお持ちいただいた方は
こちらからご確認・お申込みください
皆さまのご参加を心よりお待ちしております
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