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子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉|読書ノート #99, 2023

読書ノート #99, 2023

■子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉
 (天野 ひかり)

 

 

Takahiro
押しつけない、ジャッジしない、子どもと一緒に成長する
 

※ひとことPOPは書籍からの学び・気づきを想起するための個人的備忘です(^^)

2023.10.6 読了|Audible|2023年 99冊目


読んだ理由


Audibleでたまたま遭遇。
子どもへの向き合い方を考えるヒントになると思い読んだ。

読後感想


子どもの自己肯定感を下げない、
子どもが自分で考えて行動できるようになることを目的としており、
説明に一貫性があって理解しやすかった。

NG例とOK例が対比で解説されており、何より具体例が豊富。
今回はAudibleで読んだ(聴いた)が、
付属資料として対比事例の4コマ漫画がついていたので、
あとから振り返ってみるのも便利。

誰しも当てはまるかどうかは状況次第なので、
真に受けてこの通りにやるというマニュアルとするよりも、
今の向き合い方を考えるきっかけに良いのではと思う。

内容は未就学児向けだが、
小学生の我が子への向き合い方も考えさせられた。
つい大人の尺度で声がけしてしまいがちな点を反省したい。

とくに気づかされたのが2つ。

①良い悪いをジャッジせず、子どもの言葉を繰り返すこと。

いわば「裁判官」ではなく「通訳」となって、
子どもの考える力を育む。
子どもがまだ表現できない感情や状況を
一緒になって捉えて「通訳」をしてあげること。

そのためにも子どもをまず信じて認めることを忘れないようにしたい。

②一方的にやらせるのでなく、やってみせたり一緒にやる。

山本五十六の人材育成論「やってみせ…」が頭に浮かんだ。
それに、子どもは親が思っている以上に親を見ている。
知らないうちに親を真似ているので、
一緒にやる姿を見せて成長につなげていきたい。

いずれのことも子ども相手に限らず、
根本は大人相手でも通用する向き合い方だと感じた。

心に残った一文

 

…大事なのが自問する力、
子どもが自分は何をしたいんだろうと考える力です。
自問して出した結果を認めてもらうことで、自己肯定感は育ちます。

(第2章 子どもが自分で考え始める言葉)

この本から得た学び・気づき・実践したいこと

 

Takahiro
子どもをまず信じて認める
 

 


書籍紹介

★本当に効果のある子どもの「自己肯定感」の伸ばし方とは?
著者の天野氏によると、
カギは子どもを「認める(≠誉める)」ことにあるそうです!

天野氏はNHK「すくすく子育て」元司会。
今までの講座や講演活動の中で、累計56,000人以上の親子の悩みと接してきました。
その経験の中で培われたメソッドをベースに、
自律した子どもが育つ「伸ばす言葉」と
子どものためを思って言ったのに、「実は否定している言葉」の違いを解説!

本書では、著者がこれまで多くのお母さん、お父さんから
実際に相談された悩みの中から、特に多くの方が抱えているお悩みを多数紹介。

親と子の視点の違いについて
マンガを使って楽しくわかりやすく解説していくので、
活字が苦手な方も安心して読めます!

子育てに関してイライラやモヤモヤ、
不安や焦りを感じている方にこそぜひ読んでいただきたい、
「今日から使える」子どもを伸ばす言葉が身につく一冊です。

Amazon より引用)

著者紹介

天野 ひかり(あまの・ひかり)

NPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事フリーアナウンサー
上智大学文学部卒。テレビ局アナウンサーを経てフリーに。
NHK「すくすく子育て」キャスターの経験を生かし、
親子コミュニケーションアドバイザーとして講演や企業セミナー講師を務める。
子どもの自己肯定感を育てるため自身で立ち上げたNPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事、一般社団法人グローバルキッズアカデミー主席研究員。
主な著書に『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』(サンクチュアリ出版)や『賢い子を育てる 夫婦の会話』(あさ出版)など。

Amazon より引用)


2023.10.6 読了|Audible|2023年 99冊目

 

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