#読書アウトプット会 2023.5.25 (14)
❝ 百読は一行に如かず ❞
何かを変えたいと思うからこそ読書をする
1冊の書籍から1つの実践を!
たとえ100冊の本を「読」んだとしても、
「行」動しなければ全く意味がない…
精読による100%インプットよりも
実践したいことに出会う楽しみ
を重視して読書に向き合っています
このページでは、
自ら主催する「読書アウトプット会」にて
シェアした内容を掲載しています
✅ なぜ読もうとしたのか?
✅ 読んだ感想
✅ 実践していきたいこと
2023.5.25 読書アウトプット会(14)
ものの見方が変わる 座右の寓話
(戸田 智弘 著)
寓話は人生の教訓や真理を伝えてくれるツールです。
教訓や真理は一見抽象的で分かりにくいものですが、
物語のかたちをとることで自然とその教えを受け入れることができます。本書はおなじみのイソップ寓話から世界の民話、古典、逸話など
古今東西語り継がれてきた77の寓話を集め、その解説を載せました。
解説には一般的に語られる解釈に加え、
通説とは異なる視点や現代的に見直した解釈など
多面的に物事をとらえられるようにしました。本書は自らの仕事や人生についての考えを深めるのにはもちろん、
スピーチやプレゼンなどの話の材料としても使えます。
そのために、すべての寓話は長くとも2分以内で話せるようにまとめ、
表現も聞いて分かるように改めました。
朝礼やブログなどで話のネタに困っている方のネタ帳としても活用できるでしょう。77の寓話はそれぞれ15の章に分類されています。
(Amazon 紹介文より)
きっと今の悩みや現状に合った寓話が見つかるはずです。
なぜ読もうとしたのか?
以前に「ことわざ」に関する本を読んだが、
古くから受け継がれている話には学びが多いと感じた。
子どもの昔話の本を読み聞かせていたときに、
あまり馴染みのなかった話がたくさんあったので、
大人本で改めて読もうと思った。
読んだ感想
イソップ寓話、聖書、仏教寓話、昔話など多々紹介されていたなかで、
とくに興味を感じた話が3つあった。
①人間万事塞翁が馬 ②こぶで有り難い ③一休和尚の遺言
これら3つの話が自分の中でつながったところがあり、
ひとつの教訓を得た感じであった。
馬が逃げた→よい馬を連れて戻ってきた→
→馬に乗った息子が骨折した→兵役を免れて息子が死なずに済んだ
という不幸と幸運が交互に連続する話。
いつ不幸が幸運に、幸運に不幸になるかわからないが、
老人(塞翁さん)は良いことも悪いことも淡々と受けて入れているのが印象的。
②こぶで有り難い
とても楽天家で不平不満を言ったことのない人が、
急いでいたときに頭をぶつけて、おおきなこぶを作ったが、
痛いともいわずに「ありがたい、ありがたい」と言うばかり。
不思議に思った人が「怪我したのにどうしてありがたいんだ?」と聞くと、
「頭が割れても仕方ないのに、こぶだけですんで有り難い」と答えたという話。
不幸を幸運に置き換えて捉えるところが印象的。
③一休和尚の遺言
一休和尚が亡くなる前、「一大事のときはこれを開けなさい」と箱を弟子に渡した。
時代が過ぎて、その寺に大きな問題が起きたとき、
その遺言に従って箱を開けると、一枚の紙が入っていた。
そこには「なるようになる、心配するな」とだけ書いてあったという話。
起きたことはその事実は変えられないのだから、
いちいち一喜一憂しなくて良い。
今あるものに感謝しながら、
今自分の力が及ぶことに尽力するのが大事だ。
だから、自分の手に負えないことに振り回されないように。
これら3つの話から、このように自分のなかでつながった。
寓話ひとつひとつから教訓も得られるし、
横断的に学びと気付きが深めることができたのが良かった。
実践したいこと
✅ なすことをなす
『一休和尚の遺言』の後解説にて、
「なるようになる、心配するな」の前には
「なすことをなせ」というメッセージが前提として隠れているのではないか、
という著者の推察があり、なるほど!と思った。
これを踏まえて、
自分のできることをやったうえで、
なることはなるし、ならないことはならない、
自分がコントロールできることに注力せよ、ということを実践していきたい。
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