#読書アウトプット会 2023.6.18 (16)
❝ 百読は一行に如かず ❞
何かを変えたいと思うからこそ読書をする
1冊の書籍から1つの実践を!
たとえ100冊の本を「読」んだとしても、
「行」動しなければ全く意味がない…
精読による100%インプットよりも
実践したいことに出会う楽しみ
を重視して読書に向き合っています
このページでは、
自ら主催する「読書アウトプット会」にて
シェアした内容を掲載しています
✅ なぜ読もうとしたのか?
✅ 読んだ感想
✅ 実践していきたいこと
2023.6.18 読書アウトプット会(16)
人生に、上下も勝ち負けもありません
(野村 総一郎 著)
社会を生きていると、数多くのジャッジにさらされます。
「仕事がデキる」「仕事がデキない」
「顔が可愛い」「可愛くない」
「お金がある」「お金がない」そんなジャッジに振り回されることが
この短い人生でほんとうに必要な時間なのだろうか?優しく穏やかな口調で語る野村先生の老子の言葉を聞いていると、
それだけで心が平穏になっていくのがわかりました。ぬるいかもしれない。
気休めかもしれない。でも、2500年の時を超えて
(Amazon 紹介文より)
老子の言葉は現代まで受け継がれている。
その事実に、
「人は、この言葉を必要としてきたんだ」という
一つの真理を感じざるを得ないのです。
なぜ読もうとしたのか?
何かと窮屈さを感じさせる世の中、
優劣、上下、勝ち負けのマウンティングなどで疲弊しやすいなか、
「ジャッジフリー」という考え方が目に触れて興味を持った。
著者が精神科医ということで、
悩める人を数多く診てこられた経験を踏まえて、
悩める人へのアプローチとして、
心をラクにする視点を新たに得たい。
読んだ感想
悩みや不安の原因は、
「いつも他人と比べてしまっている」から…。
そのジャッジを意識的にやめること、
すなわち「ジャッジフリー」のすすめとして、
老子の言葉を解釈した32の考え方を紹介している。
なかでも好きな言葉は、
「上善如水(上善水の如し)」
老子は「水」のような存在が理想的で最高の生き方だとしている。
これを他人との関係に当てはめて、ジャッジフリーで捉えると…
例えば、自分を攻撃してくる人をトゲトゲの石とするならば、
自分も石で対抗すればダメージを受けてしまうが、
水なら臨機応変に形を変えて、下の方へ流れていく。
「どうぞお好きにマウンティングしてください、さようなら~」と
「水」の思考で気楽に考えたら良いなぁと感じた。
目の前のことに真正面から組み合うばかりではなく、
俯瞰的に自然の営みを思い浮かべながら、
大らかに流れに身を任す…ことも大切だと思った。
実践したいこと
✅ 腹を立てたら、スプーンの思考
日々生活していると、どうしても怒りの感情は出てくるもの。
とくにそういう相手に対峙するとストレス度合いが半端ないが、
怒りに怒りで返したところで、本質的に解決することはない。
「善く戦う者はおこらず、善く敵に勝つ者はあらそわず」
ここから筆者が解釈した「スプーンの思考」は、
自分を落ち着かせるひとつの方法だと思った。
相手に対して怒りが湧いてきた時には、
ナイフ(刺したり切ったりする道具)や
フォーク(尖った先でチクチク刺す道具)
を使うのではなく、
スプーンで相手をすくい上げるイメージ。
相手と同じレベルに落ちるのではなく、
相手より大きな存在となり、手のひらで踊らせるイメージを持つ。
これを自分なりのアンガーマネジメントに取り入れていきたいと思う。
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✅ からだを感じながら、存在について考えていく(60代男性)
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