❝ 百読は一行に如かず ❞
何かを変えたいと思うからこそ読書をする
1冊の書籍から1つの実践を!
たとえ100冊の本を「読」んだとしても、
「行」動しなければ全く意味がない…
精読による100%インプットよりも
実践したいことに出会う楽しみ
を重視して読書に向き合っています
このページでは、
自ら主催する「読書アウトプット会」にて
シェアした内容を掲載しています
✅ なぜ読もうとしたのか?
✅ 読んだ感想
✅ 実践していきたいこと
2023.7.12 読書アウトプット会(17)
武器になる哲学
(山口 周 著)
哲学というと
「実世界では使えない教養」と捉えられてきたが、それは誤解。実際は、ビジネスパーソンが「クリティカルシンキング」
つまり現状のシステムへの批判精神を持つために、
重要な示唆をくれる学問である。本書では、
“無知の知”“ロゴス・エトス・パトス”“悪の陳腐さ”“反脆弱性”など
50のコンセプトを、ビジネスパーソン向けの新しい視点で解説。現役で活躍する経営コンサルだから書けた「哲学の使い方」がわかる1冊。
(Amazon 紹介文より)
なぜ読もうとしたのか?
何となく興味はあったが、
カタくて難解なイメージを持って敬遠していた哲学。
言葉としては耳にしても、意味を理解するには苦労しそう…
と思っていたところ、Kindleで見つけたのがこの書籍。
山口周さんの本なので実用的で捉えやすいと思い、
人生に役立つ考えを網羅的に学べる機会にしたいと読み始めた。
読んだ感想
数々の哲学入門書とは一線を画すようなアプローチで
ビジネスパーソン向けの哲学・思想の本を書く、
という山口さんの狙いのとおり、
どこか実用的で飽きのこない読書となった。
ソクラテス、プラトン、アリストテレス…
順を追って哲学史を学ぶのではなく、
テーマに沿って、ビジネスや日常の事例とともに
哲学用語の解釈をしているので読みやすかった。
山口さんのような知の体系化は到底無理にしても、
思考のベースとなりうる哲学に触れたことで、
自分なりの世界観が広がるきっかけになったかもしれない。
言葉を聞いて、「あぁ知っていることだ」で片付けずに、
より現実的に教養として活かせるように、
知的好奇心をもって学び続けたいと思う。
実践したいこと
✅ 二項対立に縛られていないかを意識する
50のキーワードのうち、特に関心を持ったのが
「反脆弱性」と「脱構築」の2つ。
圧力や衝撃などで壊れるのをもろい、脆弱というのに対し、
その反対は頑強や耐久ではなく「反脆弱」であり、
圧力や衝撃で逆にパフォーマンスが上がることがある、という考え。
このことから、
あらゆるリスクに備えて頑強さを保つよりも、
しなやかさ、柔軟さを備えたほうが良さそうだ、
と解釈した。
後者については、
AかBか、優か劣かなどの枠組みを前提に考えがちだが、
二項対立による枠組みでは思考の広がりが制限される。
その枠組みの設定自体がおかしくないか、という考え方。
このことから、
こだわりすぎず、ゼロかヒャクかで考えずに、
柔軟に物事をとらえることが大切だ、
と解釈した。
この2つをまとめて、
AかBかで真正面から受け構えるのではなく、
しなやかに柔軟な視点で物事をとらえることを意識していきたいと思う。
ご参加いただいた方のシェア本
※実践はアンケートに記載いただいた方のみ掲載しています
✅ 教えるのではなく、質問する(40代男性)
✅ 会話の楽しさ、その原点を知る事で
バイアスに囚われない視点を取り入れたい(40代男性)
✅ 年に数回、断食を実行して健康力と精神力を高めたい(60代男性)
奇跡の断食(七条記曽一)トクマブックス
「読書アウトプット会」に興味をお持ちいただいた方は
こちらからご確認・お申込みください
皆さまのご参加を心よりお待ちしております
↓ ↓ ↓
「こくちーずプロ」イベント募集ページへのリンク
その他の「読書アウトプット会」のシェア内容はこちらから👇