Well-Being Life LOG

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#Well-BeingLifeCoach｜攻撃してくる人にどう対処しますか？

心をラクにする方法
こんにちは、タカさん。
ちょっと話を聞いてください！ 
ひつじ
タカ
ひつじさん、こんにちは。
どうしたんですか？慌てた様子で。
 
ええ、昨日とても腹を立てたことがあって💢 
ひつじ
タカ
そうなんですか。それは大変でしたね。
どんなことがあったんですか？お聞きしますよ。
 
ありがとうございます。
…職場のことなんですけど、
ちょっと上の先輩社員でいつも絡んでくるんですよ！
 
ひつじ
タカ
ひつじさんに絡んでくる先輩がいるんですね。
 
自分の専門分野の話や実績を
高圧的に自慢気に話してくるので嫌なんです。
 
ひつじ
昨日も… 
ひつじ
タカ
そうだったんですね。
いわゆる「マウンティング」ですよね。
 


あなたの身の回りに好戦的で、
いつも攻撃してくるような人はいませんか？

あなたに目をつけて、
マウンティングを仕掛けてくる人はいませんか？

そんな相手を好きになる人はいません。

あなたはそんな「嫌なヤツら」があらわれたら、
どう対処しますか？

タカ
ひつじさんは、そんな先輩の攻撃に
いつもどうしているんですか？
 
腹が立つので、
嫌味を言い返してやります！
 
ひつじ
タカ
なるほど。
「目には目を、歯には歯を」ですね？
 
ええ、そうです！
本当は「倍返し」したいところなんですが…
 
ひつじ
タカ
倍返し…半◯直樹ですね（笑）
言い返したらどうなります？
 
さらに自慢話が続いたり、嫌味を言ってくるので、
打ち合わせとか言ってその場を立ち去ります。
 
ひつじ
タカ
そうですか。
ひつじさんとしては、やはり悔しいですよね？
 
そりゃ、もちろん！ 
ひつじ
タカ
ストレスが溜まっちゃいますよね？
 
はい！
昨日そんなことがあったので、今日も気分悪いです。
タカさん、どう仕返ししたらいいですか？
 
ひつじ
タカ
嫌なヤツへの仕返し方法を知りたいですか？ 
はい、ぜひ！！ 
ひつじ
タカ
わかりました。
嫌なヤツには……仕返ししません！
 
はい！？
仕返し…しない？ 
ひつじ

人は何でもお返ししたくなる！？


相手に何かをされると、
自分も同じことを返したくなる心理効果のことを
「返報性の法則」といいます。

人から親切にされたとき、優しい言葉をかけてもらったとき、
何かを譲歩してもらったときなど、
そのお礼にお返しをしたくなりませんか？
試供品をもらったとき、つい買わないとと思ってしまいませんか？

これを「好意の返報性」といい、
ポジティブなことが循環する良い例です。

ポジティブに作用すれば、
その逆のネガティブにも作用します。

つまり、敵意や悪意も返ってくるということです。


「やられたらやり返す」をすると、
相手も「やられたからやり返す」をして、
ネガティブなラリーが続いてしまうことになります。

これに歯止めをかけるために、
敵意に対して仕返しをしないという行動をとることが望ましいわけです。

うーん、たしかにわかりますよ…。
でも、それでは余計にストレスが溜まりそうですよ。
 
ひつじ
タカ
そうですよね。
仕返ししないということは、
「我慢しろ」と言っているようなものですもんね。
 
そうです。
いくらタカさんが教えてくれているとはいえ、
これは自分には絶対できません！
 
ひつじ
タカ
ひつじさん、慌てないで。
ここで大切なのは、
その「嫌なヤツ」をどう捉えるかなんです。
 
嫌なヤツは嫌なヤツですが… 
ひつじ
タカ
ひつじさんは、嫌なヤツをどう捉えられたらいいですか？ 
好きになるとまでは言いませんが、
自分にとって関わらなくてもいい人になれば。
 
ひつじ
タカ
うんうん。
自分に関係ない人というのはいいですね。
 
気にしなくていいなら、それほどラクなことはないです。 
ひつじ
タカ
そうですよね。
では、マウンティングや嫌味を言う人の心理を考えてみましょう。
 

上から目線や偉そうな人って実は…


心理学者デヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーが
コーネル大学の学生を対象に行なった実験で、
「能力が低い人ほど自分を過大評価する」
という傾向を見いだしました。

成績下位25%以内の人は、自分が「上位40%程度にいる」と過大評価し、
成績上位25%以内の人は、平均して自分が「上位30%程度にいる」と過小評価した
というものです。

傲慢さがみられるような人は、
自分自身を客観視することができていない可能性があるといえます。

そして謙虚さがないからこそ、
できない自分を認めたくない心理や強い承認欲求も手伝って、
自らを過大評価して、優位性を保とうとします。

あなたを上から目線や偉そうに攻撃してくる人がいたら、
「自らを客観視できない残念な人」と捉えてみてはどうですか？

たしかに、「あぁ残念な人なんだな」と思うと気がラクですね。
 
ひつじ
タカ
それに、こういう捉え方をすることで、
「反面教師」として自分は謙虚でありたいと思えますし。
 
なるほど！
単に相手を落として満足するのではなく、
自らの客観視につなげるわけですね。
 
ひつじ
タカ
ひつじさん、さすがです！
 
いつも色々気づかせてもらっているので (*´ω｀*)
ところで、タカさんは
ずっとそういう捉え方をしてきたんですか？ 
ひつじ
タカ
いえ。できなかったからマトモに受けてしんどかったんです。
メンタル不調となって色々と学んだことで、
この捉え方に気づくことができました。
 
そうだったんですね。
 
ひつじ
タカ
さぁ、あとは攻撃してくる相手にどう対応するか？です。
 
仕返しせずにどう退治するか… 
ひつじ
タカ
イメージは
「のれんに腕押し」とか「闘牛士」ですね。
 

あなたは闘牛にどう立ち向かいますか？


あなたを攻撃してくる人（闘牛）がこちらに向かってきます。

さぁ、あなたはどう立ち向かいますか？

そのまま受け止める闘牛士はひとりもいません。

闘牛士は赤い布でヒラリとかわして、
ダメージを全く受けることもなく、
牛を上手くあしらいます。

「そうなんですね」　ヒラ～リ

「へぇー、すごいですね」　ヒラ～リ

淡々と「へぇー」を繰り返すだけでも効果大。


ヒラリ、ヒラリかわしていると、
だんだん相手は手応えがなくなり、
満足感を得られなくなってきて、
相手にしなくなっていくでしょう。

タカ
嫌味をぶつけて相手の反応を見て
自分の満足を得ている人もいますので、
ヒラリとかわすことは効果的ですよ。
 
なるほど。
相手に肩透かしを食らわせるわけですね。
 
ひつじ
タカ
いくら話しても反応が一緒だったり、
期待する反応を返してくれない。
まさに「のれんに腕押し」状態です。
 
相手にとっては面白くない（笑）
 
ひつじ
タカ
そうです。
私もこれで何人か「退治」しました（笑）
 
闘牛士タカさん（笑）
 
ひつじ
タカ
こういう仕事をしていると、
勝手に絡んでくる人もいるんですよ。
ほとんど自分の実績をこれでもかと自慢しては、
自らの商材を売りつけようとしてくるんですが…
 
つい言い返したくなりそうですが？ 
ひつじ
タカ
いくらでも言い返すネタはあっても、
あえて言い返しません。
自分にとって有益な人でなかったら、
絡むだけ時間の無駄ですから。
 
たしかにそうですね！
 
ひつじ
タカ
そういう方は
勝手に次のターゲットを探しに行ってますよ（笑）
 
自分にとって価値がないと感じたら、
適当に受け流して関係を持たないのはアリですね。
 
ひつじ
タカ
自分を悩ます人間関係を
わざわざ新しく作る必要はないですからね。
 
たしかに！
今日も学びと気づきをたくさんいただきました。
ありがとうございました😊
 
ひつじ
まとめ
タカ
攻撃してくる人には、
闘牛士のように
ヒラリ、ヒラリとかわしましょう。
 

 相手に何かをされると、自分も同じことを返したくなる
（好意も敵意も同じ：返報性の法則）
　→ 相手に仕返ししないことで歯止めに

 能力が低い人ほど自分を過大評価する（ダニング＝クルーガー効果）
　→ 「あぁ、残念な人なんだ…」で気をラクに

 「そうなんですね～」「へぇ～」でヒラリとかわす
　→ 相手は手応えがなくなっていく

構えて立ち向かっていましたが、
実は余計に火を点けていたんですね…
 
ひつじ

 

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ユウキ タカヒロ｜ウェルビーイング・ライフコーチ

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